Blogブログ
2024-07-07 14:06:00
タイ風のビリヤニ「カオモックガイ」のお話 その1
カオモックガイはタイ風ビリヤニとも言われる、スパイシーなチキンの炊き込みご飯です。
タイ語で、カオは ”ごはん" 、モックは "埋める" とか "隠す" という意味で、ガイは "鶏" の事です。
この名前の由来は二通りあるようです。
ひとつは、炊く時にお米の中に鶏肉を埋めて炊きこんだから。
ただ、ごはんと鶏肉を別々に調理する作り方もありますし、色々なレシピを見てもお米の上に鶏肉をのせて炊くのが一般的なようです。
お肉を埋めるのは昔ながらのやり方なのかもしれません。
もうひとつは、鶏肉が冷めないように、お皿に盛る時にお肉をごはんで覆い隠しておいたから。
ずいぶん昔に、タイで初めてカオモックガイを食べた時は、確かこの盛り付けだったような気もします。(昔すぎて記憶が怪しいです)
今、ネットでカオモックガイを画僧検索すると、大抵は鶏肉はごはんの横か上にのってます。
お肉が見えないと"映えない"からでしょうね、たぶん。
カフェアヤムのカオモックガイは、お米の上にチキンを並べて一緒に炊きこむスタイルです。
チキンの旨味とスパイスの香りが、しっかりごはんに染みてます。
この料理の主役はチキンではなくごはんの方かも、と思う美味しさです。